2017宮城600スーパーフラット完走!

ブルべ701宮城600kmスーパーフラット、完走しました。
満身創痍でしたが何とかゴールできました。
痛みが出た場所は課題でしょうから今後対処したいですね。
苦しいことも大変なことも多かったですが、振り返ると楽しかったです。
そして、初めての600km完走は素直にうれしいです。
SR取得がぐっと現実味を帯びてきました。


移動は前日10時頃に自宅を出発。
R6からR4とひたすら北上。古川でR47を折れてほどなくスタート地点の岩出山体育センターに16時頃到着。

夕飯と風呂を現地に着いてから心配します。
お風呂は鳴子温泉の共同浴場「滝の湯」が安価で良さそう。

さっそく明日のブルべのルートでもあるR47を西へ移動します。
20~30分くらいで現地に着きましたが滝の湯に駐車スペースはなし。
鳴子温泉駅前まで行くと有料の駐車場がありました。
駐車場受付の方に聞くと時間外でもう無料とのこと。
ここに駐車して滝の湯までわずか3分ほど歩きます。
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滝の湯の奥には温泉神社もありました。
明日の完走を祈念させていただきましょう。

さて、温泉に入っている人は地元の方が圧倒的に多いようです。
建物は総ヒノキとの触れ込みですが、何より寂れ具合がもうたまりません。
寂れた風呂が好きなものなら涎が出る雰囲気のある湯でした。
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夕食はスタート地点近くには食事できるところがなさげ。
鳴子温泉ですましてしまえばよかったと反省もあとの祭りです。

就寝場所はスタート地点の駐車場でなく、トイレがあることから近くの「あら伊達な道の駅」にすることに。
夕食はコンビニで酒と焼き鳥を買って済ませましょう。


当日、1時をまわったころから寝付けず、3時前から準備を始めます。
準備が早かったので大分余裕を持ってスタート地点の岩出山体育センターへ到着。

参加申し込み、ブリーフィング、車検と滞りなく進みスタートの時間です。
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皆さん各々マイペースでスタートしていきます。
私も準備品に忘れ物がないか頭で確認して、スタートします。
持ち物は輪行バッグは持ちませんでした。絶対戻ってくるの気持ちで行きます。
絆創膏と替えの靴下を追加しました。
少し迷いましたが替えのタイヤは今回も持ちませんでした。

走り出しはしばらくR47を西へ。
3人くらいの集団に抜かれることはありましたが、ほぼ皆マイペースで集団にならずに走行してます。
走り始めて改めて感じましたが、R宮城のジャージの方多いですね。

R47は昨日訪れた鳴子温泉の辺りを抜けていきます。
天気は曇りから、雲が薄くなって影がみえることもあるくらいです。
雨が覚悟していましたが、このまま持ってくれそうな期待が高まります。

鳴子温泉から先は上り。山刀伐峠(読めませんがw)という名前です。
頂上は300m超くらいの高さでしょうか。
穏やかな峠を上り始めるとぽつぽつと雨が。
峠の頂上の前に激しい本降りに。

廃屋で多数の方が雨具を着こんでいるので、それに紛れてウィンドブレーカーを雨除けに着こみます。
峠超えも激しい雨降りでしたが、峠を下り終えるころにはあがってくれました。

そのまま県道、国道を乗り継いでPC1を目指します。
この区間は、およそ平坦がなく、わずかに上るかわずかに下っています。
わずかなのでそれがちょうどよい変化となって快調に進みます。

リカベントの方がいたり、ママチャリ!の方がいたりと200kmより個性的な方が多いですね。
ここまでは土砂降り以外は順調にPC1へ到着です。

PC1を出てすぐに写真で通過チェックという経験したことのなかったチェック方法で通過を確認します。
このフォトコントロールにはひっきりなしに人が来て写真をとっています。
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長距離のブルべなので特に後半は完全一人旅を覚悟していました。
しかし、PCやこういったポイントには必ず、それも数名いるということが最後まで続きました。
走力は明らかに私が劣るし、ゆっくりしている方が多いという感じでもないですがなぜでしょ?
でも、PCとかに同じブルべの参加者がいて挨拶だけでもできると心強いですね。

フォトコントロールから先は最上川沿いの道を。
芭蕉の句で有名な川ですが、大きい川ですね。なかなか絶景です。
次のPC2までは距離が短いこともありほどなく到着です。

PC2を出るといよいよ大ボス、白布峠。
走行経験はありますが、とにかく坂道は長いし、斜度は急。
PC2での会話でも皆さん超えるのに2時間は覚悟しているとのこと。
一度足つきなしで攻略しているので、あえて休憩をとって足を残そうと思います。
幸い天気は曇りからわずかに晴れといっていい状況。

ウィンドブレーカーをしまって白布峠に挑みます。
白布峠最初の難関の温泉街で一旦休憩。
足つり防止の薬とコーラ、カロリーメイトを補給して再スタートします。

しかし、休憩が災いしたのが足がまったくまわりません。
どんどん速度が落ちていき、ついには5km/Hまで来ました。
とても苦しいです。
押して歩いた方が早いかもしれませんが、それだけは嫌ですね。
ここでストレッチの休憩をいれます。時間をおいても頂上は近づいてくれませんので、すぐ上り始めます。
抜かれる一方ですが、頂上だけを考えてとにかく苦しいですが漕ぎ続けました。

かなり削られましたが、何とか白布峠を越えました。
救いは峠周辺の天気がいいこと。
檜原湖もくっきり見えました。
それから下りはの路面ドライ。速度を稼げました。
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峠を下り檜原湖畔はたまたま一緒になったかたとお話しをしながらまったり走行。
磐梯山も見えましたので、こちらの絶景と会えたことも救いでした。

チェーンが音を立てているので、道の駅裏磐梯で注油休憩をした後、喜多方まで一気に下りおります。

喜多方は市街地特有の車の多さで少し難儀しました。
しかし、今回のブルべの中でも印象に残る苦行区間はその先の県境前の峠。これが最悪レベルでした。
標高はよくみれば500m超。上がるだけでもまあまあの標高ですが、上っては下り、上り返しては下りとアップダウンが激しい。
白布の後の足の疲労がぶり返す感じです。
更には日没。暗い山道。一人旅。
なんとか峠をこなすと、今度は雨がぽつりぽつりと。
下りは安全運転で進みますので、時々抜かれます。
いよいよR49にでるあたりで、雨が強くなります。
携帯が雨で誤作動をはじめてしまい、分かれ道をどちらに進めばいいかわかりにくくなり、泣きそうな気分です。
何とかR49に出まれましたが、ここからは上り基調とトンネルとトラックの洗礼。
ただ、なんとなくR49はいわきから続いていることと、一本道なので迷う心配がなく気分が楽です。
R49を新潟方面に向かいます。
雨はまれに強くなりながら、ぽつぽつと降っています。

次のPC3までまだ少し距離があったこと、ブリーフィングのときPC3はイートインがないこと、県境前の峠は補給不可能区間だったことからコンビニの明かりに誘われて夕飯にと立ち寄ります。
同じことを考えている方がいて何人かでこれからの天気、ルートについて情報交換。
中には桧原湖畔でお風呂に入ってきたという方も。走力のある方なら、いろいろできて羨ましい限りです。
新潟の一部に雨での避難勧告もでているようですし、レーダーからの予測もしばらく雨。
この先は雨と考えた方が精神衛生上は間違いないです。
雨を避けるため仮眠を考えようかという方もいました。
私は350kmまではとにかく走って余裕があるようなら仮眠と想定していたので、もうしばらくは嵐でも走るつもりです。
決心したらあとは走るのみ。

雨の中を、それでも気分的には知った道のR49を西へ。

PC3に到着です。
今思えば写真くらいとっておけばと思いますが、あまり気持ちに余裕がなかったのでしょう。
嬉しい誤算はPC3についたら雨がほぼやんでいるといえる状態だったこと。
寒さ対策の意味も込めてウィンドブレーカーは着こんだままですが、PC3を出発します。

次は通過チェックのコンビニ。
概ねそこまでは50kmです。
真っ暗でどこを走っているかはわかりませんが、郊外の雰囲気を北へ。
引き続き雨が降ってないのが幸いです。
仮眠を想定してバス停とかをわき目で見ながら進みます。
通過チェックまで数kmというとこで一転いきなりの土砂降り、暴風。
すぐ通過チェックのコンビニに駆け込みましたが、再びづぶ濡れです。

通過チェックの買い物と補給をしていると、土砂降りがうそのように雨があがりました。
ただ、風は少し残ってます。
コンビニであった方によると、この風は追い風なので楽に走れるとのこと。

この通過チェック後最長なら5時まで仮眠しても、ゴールできる計算をしていました。
しかし、まったく眠くありません。
行けるところまでは行こうとコンビニを出発します。

風の音に交じって、なにかゴウゴウと音がします。
目を凝らすとどうやら風力発電の風車がそこここにあるようです。
ということは、もともとこの辺りは風がある区間のようです。
コンビニを出てから国道を走ってますが、ときどきとんでもない速度でトラックが追い抜いていきます。

サドル痛が出てきたのでスピードが落ちますが、ほとんど眠くないのでしばらく進みます。
いつの間にかトラックに抜かれる国道から海沿いの港の雰囲気に。
夜間にしまっているデイリーストアがあったので、軒下を借りて少しだけ寝ることに。
風の音や自動販売機の音で寝れないので、しばらく横になったあと再び真っ暗な中を走り出しました。

やがて完全に左手側は海。
少し眠い感じもあったので、横になれるところを気にしながら北上。
波の音はしますが、バイクの方が寝袋で横になっている軒下があったので、その端っこを拝借。
アラームもかけて横になります。

まったく寝た自覚がないのですが、ふと時計をみると30分くらい完全に記憶が抜けてます。
どうやらしばらく寝落ちしたようですw

日の出までには時間がありますが、既に明るくなり始めてます。
眠くはないので、むっくり起きだして再び走り始めました。

ほどなく周りがよく見えてくると日本海の海岸線です。
曇っていることと厳密には日が出てないのでまるで冬の海の様相です。
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いわきの海だと結構な砂浜がありますが、ここら辺はほとんど砂浜はなし。
岩ばかりが並ぶ海岸線です。
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山が海岸線のすぐ脇まできているので、海を見ながらしばしば滝もみれます。
困ったことはコンビニがないこと。
R345からR7に入ったすぐにコンビニがあったのですが、これからはあるだろうと通過したらまたしばらくなし。
サドルバックにはいったクリームパンで食いつなぎながら北上します。

海岸線から離れたところでやっとコンビニがありました。
朝飯を兼ねて休憩をしましょう。
ここでリアタイヤを眺めたところゴムに剥がれが。
予備タイヤは持っていません。
表面だけと信じてあとはできるだけギャップを拾わないように注意していきましょう。
DSC_0380.jpg

(ちょっとこのあたり記憶が怪しいのですが、記憶順です)

PC3を出てしばらくは市街地走行。
コマ図が理解できなくて迷いかけた個所がありましたが、なんとか市街地をパスします。
酒田は雨の予報だったようですが、天気は良く、気温も暑いくらいです。
市街地を抜けるとR47は最上川沿いです。苦行は再びトラックと各種の痛み。
トラックの飛ばすことには閉口しました。
痛みは手のひら、足右側面(靴の中)、サドルがむごいです。
ダンシングすれば、手のひらと足の右側、シッティングすればサドル痛が襲い少しでも痛みの軽い方法でしのぎます。

R47から県道56への左折を見逃して地味な上りを1km以上上りました。
痛さに暑さも加わって上りきったところの売店で休憩。
アイスをかき込んで、もう雨は降らないとみて靴下を交換。
少しリフレッシュできた気がしました。


冷静になって携帯でルートを確認したところ、戻る必要がありそう。
なんとかコースに復帰するとブルべの参加者の姿が。
ほっとして次の通過チェックを目指します。
今振り返りますと、気力、体力的に一番堪えたのがこの辺りでした。

PS2で通過チェックと昼食をしていると、何度か会う方ができていることに気づきます。
以前桧原湖畔でお風呂に入ったという方と再会して仮眠したかなど会話。
皆さん眠くなったらそこで寝ていたよう。
確かに日本海側のバス停は完全密閉になっているので、寝るには好適な感じがしました。

各所の痛みはとりあずバンテリンを塗って良くなることを期待してコンビニを後にします。
ここからはすぐR47に出てそこからは一本道。

往路の最初の雨に降られた峠越えです。
もうどう踏んでも痛いのでゆっくり踏むだけです。
ただ脚は膝も痛みがないので、アウターでゆっくりと廻して峠を上ります。
少し眠気がでたので、途中カフェインを突っ込みましたが猛烈に眠くなることがなくて助かりました。

鳴子温泉の辺りは復路だと下り区間になります。
道路標示に鳴子温泉までの距離がでてますのでそれだけを見ながらひたすら峠を上ります。
よく上れたなと自分をほめてあげたい気分で峠を攻略。
ここからは基本下りですのでもう最低限だけ漕いで、あとは惰性で下ってゆきます。
追い風にも助けられて結構な速度がでますので、各所痛みからも漕がずにやり過ごしました。

パンクの女神さえ微笑まなければ、やっと完走が現実のものに感じられました。

途中の道路工事のため予め変更になったので、ゴールの体育センターを一旦やり過ごして、先のコンビニがPS3となります。
片道わずかに5kmほどですが、この体育センターからコンビニまでが精神的にはとても長かったです。

コンビニでもブルべ参加の方とお話しますが、さすがに雰囲気はパレードラン直前。
帰りの5kmは向かい風のため相当苦行でしたが、もう焦りません。
平気で20km/Hの速度を切るくらいのペースで痛みをいなしながらひたすらゴールを目指しました。

16時15分前後が正式なゴールとなるでしょうか。
満身創痍ですが怪我はなくゴールできました。



少し反省をしておきましょう。

走行時間予定と実績はレシートが戻ってきてから改めて確認したいと思います。

ハンガーノック気味にはほぼならなかったですね。
カロリーメイトを常備にいれたのでそれがよかったかもしれません。
ミネラル麦茶が攣りにはいいとのことでしたが、確かにミネラル麦茶飲むと楽なような気がしました。
フラシーボ効果かもしれませんが、少なくとも精神的には意味があったと思います。
眠気はほぼ大丈夫でした。やばそうなところはカフェインを投入すると効果ありだったと感じました。
ミネラル麦茶はノンカフェインなので、飲み物ダブルになるのはつらいのですが。

以前の400kmBRMでもサドル痛に悩みましたのでこれほんとに考える必要ありますね。

雨の対策は少しずつ良くなっていると感じました。
結構な土砂降りに2度ほどあいましたがコマ図に雨水が浸入しませんでした。
ただ、雨が降りっぱなしの夜を考えた場合、ヘッドライトがUSB式バッテリーの現行1台では不安ありますね。
400kmで活躍したヘッドライトは数回で二度と点灯しなくなりました。
某アジアの大国製はやはり少し難がありますね。明るかったので残念です。
今回は運よく電池をもたせることができましたが、少し安心できるようにしておくべきでしょう。


最後になってしまいましたが、R宮城のスタッフの皆様。早朝から翌日までお疲れさまでした。
また別のブルべでお世話になると思います。その際はよろしくお願いします。



IzalcoPro:走行距離:604km 累積走行距離:12,288km
CAAD10 :走行距離:---km 累積走行距離:21,585km
(走行距離はサイコンデータ読み コースアウトして戻った分を含みます)

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Comment

完走おめでとうございます
白布峠で自分はもう体力を使い果たした感が強くてその後はダラダラ。18時ゴールでした。福島からでも遠いのにいわきからの参加おつかれさまでした。温泉も満喫されたようで良い週末になりましたね。また宜しくお願いします。
  • 2017-07-05│18:55 |
  • ちゃりけん URL
  • [edit]
お疲れさまでした。
コメントありがとうございました。
ちゃりけん様のブログもよく拝見させていただいております。

東北のはずれに住んでいますのでBRMは北関東や東関東の方が出席率が高くなってしまっていますが、いつもR宮城様のBRMは注目しており、できるだけ参加させていただきたいと思っています。
またお世話になることがあると思いますが、その折にはよろしくお願いします。
  • 2017-07-05│22:09 |
  • きんぶう URL│
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プロフィール

きんぶう

Author:きんぶう
福島県いわき市在住
ちょっとしたきっかけでロードバイク始めました。
Cannondale CAAD10 5 105(2012)に乗ってます。
Focus IzalcoProも加えて2台体制になりました。

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